2015年7月11日土曜日

JERSEY BOYS 観てきました!

先週金曜日、楽しみにしてたJersey Boysミュージカルを観てきました。
ミュージカル映画は好きなんだけど、実際にミュージカルを観に行ったことがなかったもんで、とても貴重な体験でした。



そもそも、イーストウッド監督のJersey Boysを観るまで、The Four Seasonsについて全く知らなかったし、「君の瞳に恋してる」はBoys Town Gangの曲だと思ってました。

上映されてる時から気にはなってたけど、ようやくBlue-ray借りて映画を観たら、とにかく曲が良くて、そしてフランキー役のジョン・ロイド・ヤングの声が素晴らしくて、一気に引き込まれてしまったのでした。

もともとのミュージカルは、ブロードウェイでもう10年もずっとやってるらしく、それだけ人気のある作品なんですね。
映画に出ている俳優達は、クリストファー・ウォーケン以外知っている人がいなかったんだけど、敢えてミュージカルに出ている役者を使っていたと聞いて、なるほど、そりゃ見たことないはずだと納得。

そんな中、ダンナが6月にミュージカルが日本初上陸!っていう情報を仕入れてきて、これまたなんつータイミングだ!行くしかないっしょー!ってな訳で勢いに任せてポチッたのでしたw

それにしても、6/25から7/5までのみで、しかも東京公演のみだったのに、よくS席のチケット取れたなぁ・・。

当日まで、映画のサントラを借りて毎日聴きまくり、予習はバッチリ☆
でも、その中で気づいたんだけど、映画の中でかかっていない曲があった。
まぁミュージカル通りに映画にしても面白くないし、違ったカタチで作ってるんだろうなーと思っていました。

当日は会社を早退させてもらって、渋谷のシアターオーヴへ。
会場はほぼ満席。あたし達の席は、1階の前から13番目で、ちょうど真ん中あたりでめっちゃ良い席でした。

日本初上陸ということで、舞台の両脇の電光掲示板に字幕がついていました。
直前に映画を見ていたので、ストーリーは頭に入っていたし、映画と違う部分以外はあまり見なかったけど、あれはありがたいね。


今回来日したメンバーはもちろん映画とは違うキャスト。
その中で知っているのは、ボブ・ゴーディオ役のドリュー・シーリー。
大好きなハイスクールミュージカルで、最初の作品のトロイの歌の部分を担当していた役者さんです。
あの時は、ザック・エフロン演じるトロイの歌の部分をなぜ別の役者が歌っているのかと思っていたんだけれど、声がとてもステキだったのでまぁいっかと思っていたんだけどw

やっぱり初見のイメージが強くて、フランキーは、というよりフランキーの声はジョン・ロイド・ヤングの方がステキだった(と個人的には思った)けど、ヘイデン・ミラネース演じるフランキーは苦悩の表情がとても印象的で、違った良さがありました。
後はクルーもミュージカルの方の俳優さんの方が、ブッ飛んでて個人的には好きですw

基本的に映画の通りに話は進むんだけれど、(というより、ミュージカルの方が先なんだから当たり前だけどw)何より映画と違うのは、やっぱりライブで聴くThe Four Seasonsの名曲の数々。

迫力が違う。
これは生の醍醐味ですねー。


あたしがグググッと惹きつけられたのは、ボブがメンバーに加わるキッカケになった、自分の曲を3人に披露するシーン。
ボブがメインボーカルとしてCry For Meを歌い上げ、その曲の素晴らしさに最終的に4人で加わって今後の活躍を期待させるシーンですね。

映画版のボブが歌うCry For Meも良かったんだけど、ドリュー・シーリーが歌うCry For Meはもうめっちゃめちゃステキでした~(〃▽〃)
会場の拍手もそこまでに歌われてた曲の中でいちばん大きかった気がする。


そしてそして、Can't Take My Eyes Off Of Youですよ。
この曲が出来た背景を考えると、Boys Town Gangよりもフランキー・ヴァリが歌い上げる方が合っているのかな、と。
ジーンとしちゃいますね・・。

次カラオケで歌う時は、こっちのバージョンで歌ってみたいですw


映画はその場面その場面によってちゃんと背景が変わるけど、ミュージカルは同じ舞台の中で、組まれているセットを本当に上手に使って、バーならバー、レストランならレストラン、テレビ出演中のシーンは本当にそのような場面に見えるように工夫がされていて、ミュージカルどシロウトとしてはそういったところもとても面白かった。

それがまぁなんともスムーズに場面が切り替わるのね、本当に自然にw



それにしても、無名時代に苦労して、ビッグヒットに恵まれて爆発的に売れて、その後まぁメンバー同士のいざこざがあって解散・・みたいな話は、まぁよくあると言えばよくある話なのに、なぜJERSEY BOYSはこんなに愛されているのかと言えば、やっぱり曲の良さなんですかね。

それにあのキレッキレのダンスw
ニックもトミーも映画よりもかなり激しく踊ってました。


カーテンコールでは、1階席は全員総立ちでした。
やっぱOh What A Nightは盛り上がるね。
映画でもラストシーンはカーテンコールのような作りになってたし、いちばん好きなシーンです。




もし、機会があるなら、本場ブロードウェイでも観てみたいなぁ・・。



そして、英会話の勉強を始めて2ヶ月のあたしには、場面場面で出てくる勉強したフレーズにも敏感に反応してしまうのでしたw


もちろん、もう一度映画も借りてミュージカル版との違いを意識しながら再度楽しみました。
映画には映画でしか表現できないこと、もちろんその逆もあって、一概には比べられないなーと思います。

でもやっぱり、ミュージカルの方が良かったなー。
また日本でやってくれることを祈ってます。


ちなみに、11月には劇団四季のアラジンも観にいくことになってます。
もとはと言えばこっちの方が先にチケット取ったんだけどねw