2012年1月24日火曜日

AFP,2級FP技能士への道⑦ ~基礎講座終了~


FP試験は国家資格でありながら、年3回も受験のチャンスがあります。
あたしが受けるのは5月だけど、22日は試験日でした。
その日あたしは二日酔いで頭ぐるぐるしながら、あー今頃筆記だなーとかほんのり考えてましたw

試験自体年々難しくなってきているというので、今回の問題の中身はかなり気になる。
早速22日の問題を入手したので、今週末にでも実際の試験時間で解いてみようと思います。


本番まであと124日。
12月からスタートした2級FP技能士の勉強も、ようやく一通り6科目の基礎講座を終えました。

この後は過去問をひたすら解きまくり、実技試験対策も始めなければ。
いや、その前に提案書を仕上げないと。
提案書の提出期限は3月23日。
30代のサラリーマン一家のマイホーム取得プランを考えなければならんという、ド素人にはかなりハードルの高い試練です(´Д⊂グスン

さて、6科目終えてみて、まぁ苦手というかあんまりガツガツやろうという気になれない分野と、
分からないなりにも興味を持って取り組める分野と分かれてきました。

やっぱり不動産はちょっと苦手かなー。
意外と相続は好きかも。おもしろい。

計算問題が多いのと、あらゆる金融商品の課税方法の違いが今いちばんの課題。
タックスプランニングもやっぱ難しいし。

今は試験に合格するためだけの勉強なので、そこまで深くはやっていないけど、
試験が終わったらもっと勉強してみたいと思う分野もある。
苦手だけど興味深々の資産運用はちゃんと勉強して今後に生かせたらいいなーw


それにしてもこの6科目について、本当に少し勉強しただけで、毎日のニュースや新聞の見方が変わってくるんだなーということを感じています。
消費税の引き上げ問題やS&Pの格付け、年金とかその他色々まぁ全部理解できてるわけではないけど興味を持って見られるようになりました。

番組内でその内容に特化して説明しているコーナーとかも、こんなに分かりやすく(まぁかなりざっくりだなーと思うこともあるけど)説明していたんだなぁ・・と。


今まで、そういうのよく分かんないしとか、ってかそもそも学校で習ってないしとか思ってたけど、
結局は自分が知ろうとしてなかっただけのことだったのでした。
もう年齢だけはオトナなんだし、自分から知ろうとしていかなければならんのだな。うむ。


そういうことに気づけただけでも、今回勉強を始めて良かったなーと思ってます。
いや、合格できなければそんなの負け惜しみにしかならないから、必ず合格できるように頑張るけどね。




2012年1月22日日曜日

互助会の加入。


今回は葬儀費用の話。

先日の義父の葬儀に関わって、自分が死んだ際の葬儀費用について考える機会をもらった。
地方によって違うとは思うが、葬儀というのはこんなにもお金がかかるのだということを初めて知った。

考えてみれば、昨今結婚式は挙げなくても夫婦にはなれるが、葬儀は挙げないというわけにはいかない。
特に自分が死ぬなんて思ってなくて、そんな中突然死んだらどうするのかという話である。



義父は特に病気で入院していたわけでもなく、それこそ大往生というべきであった。
しかし、いよいよ危ないと言われていたならいざ知らず、そんな予兆もなく亡くなった義父は、遺言状はおろか当然自分の葬儀について何かしらの希望や指示を残していたわけではなかった。

突然最愛の人が亡くなった際、葬儀屋の手配なんて自分で冷静に出来るはずもない。
病院で亡くなったなら病院からの紹介で、もしくは親戚が以前お世話になった葬儀屋でというように何となく流れに任せて、相手から提示された金額で取りあえず無事に済ませられれば良いというようになるのが普通だろう。

今回義父の通夜式から葬儀に立ち会い、義祖父の約20年前の互助会の掛金が未だ無効になっていなかったおかげで、結果的にあらゆる面で葬儀費用が安く済んだ。
そしてその葬儀屋がそれなりに良い働きをしてくれたので、喪主であったダンナもそれをサポートするあたしも初めてのことながらそれなりに務めを果たすことが出来たのである。

義父の葬儀が終わって自宅に戻ってから、あたしは真っ先に互助会について調べた。
ほんのり聞いたことはあるような気がしないでもないけど、システム自体は知らなかったから。

どうやら、積立式である程度支払っておけば葬儀費用が割引きになるというものだった。
しかも他県に引越してもその掛金の移行もできるし、支払った金額は保障されるという。
本当は新潟でお世話になったその葬儀屋で加入申し込みをしたかったのだが、互助会制度は現在住んでいる都道府県での申し込みになるらしい。


葬儀。
それだけ聞くと当面自分には関係ないことのように思える。
あたしもそうだった。義父がなくなるまでは。
でもつい一ヶ月前に会ったばかりの義父がこうして突然亡くなってしまうのだ。

もちろん亡くなってからその場で葬儀屋に依頼することもできる。
でも、葬儀って思った以上にお金がかかるものなのだ。
正直、今回の義父の葬儀はあたし達の結婚のお披露目パーティーよりも費用がかかった。

亡くなればその名義の銀行口座は凍結し、生命保険の死亡保険金がおりるまでには時間がかかる。
そうは言っても、死んだらすぐに葬儀費用としてまとまったお金が必要になるのである。
もちろん老後資金のための対策は立ててるよ。
だけど、資産運用している資金てモノによるけどすぐに解約できるものなの?
死亡した人の名義の口座からすぐにお金っておろせるの?
はたまた香典で賄う?

・・というわけで、突然死のパニックでワケも分からないまま何となくの流れでお金がかかるよりも、いちばん稼ぎのある今こそ自分達の葬儀費用について準備しておくべきではないかと思ったのだ。


もちろん昨年末にも記事になった互助会の解約金問題については気になった。
分からないこともたくさんあるので、今日実際に説明に来てもらった。


今や国や会社が守ってくれる時代じゃない。
自己責任において自分のことは自分で何とかしなければならない。
特にウチみたいにDINKSキメこんでる夫婦は、最終的に自分の身の後始末まで自己責任である。

掛金自体は大したことない。
ヘンなハナシ、掛金が払えるうちに払っておいた方がいい。
それを自分の両親や、兄弟に使うこともできる。
他県に引っ越して転入先のプランと合わなければ差額を払うことによってその転入先でのプランが適用になる。

そしていちばん魅力的なのは、払い込んだ掛金に利息はつかないけれど現在価値のままの効力が解約しない限り続くということだ。

端的に言ってしまえば、資産が1億とかあれば保険に入る必要もないし、まして当然自分の葬儀費用を気にすることもない。
けど、そうもいかないから万が一に備えて保険に入り、貯蓄だけじゃ増えないから資産運用をし、そうは言っても日々貯蓄と節約に励み、老後資金へのプランニングを今から立てるのである。
結果的に同じ金額を払ったとしても現在価値と比べて将来のその金額の価値はどうなっているか分からない。

だからこそ、というわけである。


結婚って、今後の運命を共にする、いわば戦友としての同盟を結ぶという契約であると思う。
誰も守ってくれないこの時代にいかに協力して生き抜くか。
1人よりも2人の方が知恵を出し合い、励まし合いながら乗り越えて行けると思う。
そんなパートナーに出会えたことに感謝しながら、自分のマネーセンスをもっともっと磨いていこうと思う今日この頃なのでした。

2012年1月7日土曜日

AFP,2級FP技能士への道⑥ ~スランプ~


年が明けて早1週間。
仕事も何だかバタバタで落ち着かないまま3連休。
毎年思うんだけど、このタイミングでの3連休ってビミョーだよなw

さて。
2級FP技能士を目指して12月から勉強していますが、ここにきて初めてスランプ状態になりました。

FP総論、ライフプランニング、タックスプランニング、リタイアメントプラン、リスク管理とここまではまぁ何とかついてこれていたというか、難しいことも多いけどそこまでじゃなかった。

でも、金融資産運用に入って、最初の経済や金融の基礎知識の部分で既にあたしの脳みそは思考停止状態に。
講義のCDを聞いても全然ついていけなくて、何も頭に入ってこないような感じだった。

まぁ原因は分かってる。
ニュースや新聞で普通に取り上げられている経済ニュースを自分には関係のないことだと今までほとんど見てこなかったこと。
経済の基本的な仕組みが分かってないから、さまざまな経済用語に抵抗があってスッと入ってこないんだと思う。
あー・・「そういうのよく分かんなーい」って言えてた時代にもう少しやっとくべきことがあったんだわ・・orz
あたしってホントに何もしてこなかったんだわ、あーバカバカ。



そんな時に義父が亡くなり、講義はもちろんテキストすら見る時間がない日が5日も続いた。
勉強をスタートしてから完全オフの日は作っていなかったから、今まで覚えたことほとんど忘れちゃったんじゃないかとか思ったら、このバタバタに紛れてもう勉強するのやめようかとかまで考えたりした。
こういう時の言い訳って何でこんなにスラスラ思いつくのかしらw

でもそんな時に義母から相続についての話がありハッとした。
やっぱり今勉強していることって意外と自分の身近なことなんだと再認識させられたのである。
まだ相続まで勉強できていなかったあたしは、とっさに答えられなかったけど、でも、
きっとこういう時に役に立つんだ!今勉強していることは決してムダじゃない!と初めて感じた瞬間だった。

そして更にあたしをスランプから引きもどしてくれたのは池上彰氏である。(いや、ホントに)
大みそか、笑ってはいけないを見ようと思ってテレビをつけたら、池上彰の「学べるニュース」という特番がやっていた。
そこで取り上げられていたのは2011年のニュースの総ざらいで、今更聞けないTPPやギリシャの話とかを詳しく解説していたのである。

あたしも何かギリシャがヤバイらしいとかTPPって言葉くらいは知ってたけど、それがどういうことなのか全然分かってなかったから、思わず真剣に見入ってしまい、気づいたら池上彰氏と年を越してしまったのである。

その中で特にギリシャについての解説では、ちょうど今勉強している国債やデフォルトリスクとか最近覚えたばかりのことがたくさん出てきて、テキストと見比べたりしながら本当におもしろいくらい「ほぇー。なるほどねー。」と思えたのだった。

経済ニュースを敬遠していたのは基本的なことが分かってなかったからで、でも少しでも分かれば色々なことが見えてくる。
あたしはまだまだ勉強が必要だけど、興味を持って見られるということはそれだけ得られることも多いはず。
すんごいレベルの低い話だけど、あたしは池上彰氏の「学べるニュース」のおかげで失いかけていたヤル気が取り戻せたのでした。

そんなこんなで覚えるの絶対ムリー(´Д⊂とか思っていた利回りの計算式や投資指標を何とか覚え、頑張って計算問題に取り組んでおります。

我が家のトイレ↓




今ではダンナと投資信託についてちょっと調べてみようかという話になっています。




さて。
残すところ不動産と相続・事業承継。
この2科目もすんごいやっかいそうだけど、気合い入れて頑張りますよ~!!!