26日。
3連休明けで、あたしの中で2011年最後のノルマを集中してこなし、残りの2日半はデスク周りの片付けや挨拶回りとかしてのんびり過ごす予定でした。
お昼に出ようとした時にダンナからのメールを見ると、義父が危篤との知らせに頭が真っ白になった。
つい1ヶ月ほど前に親族食事会にも出席してもらい、会の最後の挨拶で感極まって涙ながらにあたしとダンナの結婚を喜んでくれていた義父が、どうしていきなり?
すぐにダンナと連絡を取り、会社に置いてあるスーツとパンプスを持ってそのまま会社を出て、ダンナのクルマで新潟へと向かった。
ダンナもまだ状況がまだ掴めていないようで、ワケも分からないままハンドルを握っているような感じだった。
関越に入る前の大渋滞で大幅にロスし、その後雪のせいでまたもや遅くなってしまった。
とりあえず状況を把握するために義妹にメール。
そこで初めて義父が亡くなったことを知った。
大きな病気をしていたとも聞いていないし、まだ72歳だし、頭の中で義父の笑顔が浮かんでどうしたらいいか分からなくなった。
ダンナの実家に着いて2階に上がると、穏やかな表情で横たわっている義父。
涙が止まらなかった。
つい1ヶ月前にはあんなに元気だったのに・・。
居間に降りると伯父や伯母達が集まっていて、頭の中を整理するヒマもなく今後の流れを説明しだす伯父。
喪主はダンナになっていたのだ。
当たり前だけど、義母は親戚たちと話しているもののほとんど内容が耳に入っていないようで、ダンナも父親が亡くなった事実を受け止めきれていないまま通夜と葬儀の打ち合わせ。
突然の事態と耳慣れない葬儀関係の言葉に完全頭が働いていないダンナを見て、あたしも悲しいけどここはあたしがしっかりせねば!と自分に言い聞かせた。
しかしそうはいっても、喪主の妻ってポジション的にどうなの?
しかも親戚一同にはつい1ヶ月前に嫁として挨拶を終えたばかりでしゃしゃるのもどうかと思うし、親族同士の話にいきなり部外者(いや戸籍的には完全身内なんだけど)が入っていくのも空気読めない感じでどうかと思うし、かといって何もしないのも本家の長男の嫁としてやっぱ違うし・・と今後の自分の動き方を必死で考えた。
えーい、ここはもう自分がやったる!くらいの気持ちでしゃしゃったれ!!
そこからの3日間は長かったようなあっという間だったというような・・。
通夜と葬儀の打ち合わせは結婚式のそれと違ってとにかく時間がない。
でも決めなきゃいけないことはたくさんあるし、誰が来るか分からないから人数把握も難しい。
自分の祖父母の葬式にしか出たことのないあたしが、地方の通夜と葬儀の作法やマナーなんか分かるはずがないんだけど、分からないことは葬儀屋や伯父に何でも質問し、とにかく失礼がないように出来るだけのことはやった。
通夜にあたしの両親が来てくれて、だいぶ心強かった。
ダンナも自分の心痛をよそにあたしを常に気遣ってくれて、何とか乗り切った。
義父とは今年の5月に初めて会ってから数回しか会っていないけど、何よりダンナと結婚したことを本当に喜んでくれていて、それがあたしも本当に嬉しかった。
最後のお別れの時に花を供えながら、義父が親族食事会での挨拶であたしの笑顔をとても褒めてくれたことを思い出して涙が止まらなかった。
葬儀が終わっても、お香典や弔問客の整理とか四十九日の手配とか色々あって、やっぱり葬儀ってホントに大変。
そこに慣れない雪国の寒さや布団で寝ることや、親戚達への対応や義妹夫婦の子供達の賑やかさ(いい子達ばっかで大好きなんだけど)とかでそろそろ限界。
今後のこともゆっくり考えたいし、とりあえず一度自分の家に帰りたい。
家に寄らずに会社からそのまま新潟入りして自分の普段飲んでる薬も持ってこなかったから、とりあえず一応のメドをつけて、義母を義妹夫婦に頼んで帰らせてもらった。
年の瀬に突然の訃報。
パニックになったけど、人間その気になりゃすんごい力が出るもんだ。
義父に今後もダンナと生き抜いてみせると約束したので、この先どこで暮らすことになっても、
義父が褒めてくれた笑顔を絶やさずにダンナと共に生きていこうと思います。
心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。
2011年12月30日金曜日
2011年12月17日土曜日
AFP,2級FP技能士への道⑤ ~自分管理~
早いもので今年もあと2週間になりましたね。
さて。
試験勉強を始めて2週間が過ぎました。
平日はなるべく午前中にということで、毎朝5時起きで出勤前に会社近くのマックで1時間ほど勉強しています。
ホテルマン時代のおかげで、起きた瞬間から動けるのでそこまで辛くはないけど、朝の寒さはやっぱりコタエますw
でもそのおかげでキレイな朝焼けが見れたりと悪いことばかりでもない。
そしてさすがに毎朝通ってるからか、レジの前に立つと何も言わなくてもコーヒーが出てくるようになりましたw
何より励みになるのは、毎朝会うサラリーマン。
彼もまたいつも同じ席で勉強しており、もちろん何の勉強かは分からないけど、何だかこうして同じように勉強してる人がいると自分も頑張ろうって思えます。
えー、進捗ですが、FP総論、ライフプランニングと資金計画、タックスプランニングときて、リスク管理に入りました。
基礎講座の講義を聞きながらテキストを読み、一度で理解出来ない時はもう一度講義を聞く。
暗記する箇所は出来るだけその時に覚えるようにし、チェックテスト、確認テストをやってから復習。
んでもって過去問講座で一通り解いてみて復習。
そんな流れでやってます。
通信講座での心配点の1つは、進捗管理でした。
スクールに通えばカリキュラムがあるから、休まない限りは順調に進むけど、
自分でやる場合は今自分が遅れてるのかどうかとかそういう管理が出来ないということ。
でも、最近の通信講座ってすごいんですねw
WEB上で自分のおおまかな勉強時間のスケジュールを入力すると、それに合わせたカリキュラムを組んでくれて、進捗管理までしてくれるんです。
終了の目安が記された講座リストと、それにやらなければいけない講座が記されたカレンダー。
これで今日何をやらなければいけないか、そして自分の進捗状況を把握することができます。
遅れてる場合は励ましてくれますw
あとは記憶定着確認テストなるものがその日のタスクリストにいきなり現れて、もう既に受講済みの講座のテストをやらなきゃいけなかったりするわけです。
その時は理解したつもりでも、次から次へと色々な知識が入ってくるとどうしても抜けてっちゃうんですよね・・。
おかげで、本番までのスケジュール管理はバッチリ。
毎日「本番まであと○○日!」とか出ると、ぬぉー!時間足りんのかー・・とか思うけど、テストに全問正解したりするとレベルが上がり、ランキングが変動するのでモチベーションも上がるw
通信はダメだという声も聞いてたけど、結局ダメかどうかはそれをどう活用できるかということと、何より自分の志によるものだと思う。
それに通信だと、理解できなければ何度も何度も繰り返しその講義を聞くことができるし。
本当にゼロからのスタートなので、分からないことばかりのあたしには、それこそその言葉の意味から分からなかったりすることも多いので、繰り返し聞けるというのは助かる。
スクールだったら、周りから「そんなことも分からないで来てんの?」みたいに思われたらどうしようとか思ってきっと質問も出来なかっただろうしw
大変だけど、自分の興味のあることだから嫌だなと思ったことはまだない。
全然理解できなくて自分のアホさに嫌になることはあるけどw
でも、今までちゃんと見たことなかった役所からの通知や、税制改革のニュースとかやっぱり見るようになりました。
自分の今年の医療費を計算してみたり、今年中に個人年金に入った方が得だって言ってた保険屋さんの話もようやく全貌を理解できたりw
確かに入っといて良かったよ!!ありがとう藤井さん!!
まぁそんな感じで何だかんだ楽しみながらやってます。
今まで自分が知らなかったことを知れるのは嬉しい!
そして何かと協力してくれるダンナに感謝です☆
試験が終わったら、ちゃーんと家族孝行しますっ♪
2011年12月7日水曜日
AFP,2級FP技能士への道④ ~勉強ってどうやるの?~
こんばんはー。
今日は暗記テストに合格したので(個人的開催)夜の勉強はお休みですw
いいのか、こんなんで。
まぁでも根詰め過ぎるとアレなんでね。
さて。
大量に届いた教材を目の前に、何から手をつけていいのか分からずにしばしボー然。
半分はこんなにやれるのかという不安。
もう半分はこんだけの量を勉強したら、きっと今よりもお金に詳しくなれるに違いないという期待。
そもそもここ10年ちょいマトモに「勉強する」という行為から離れているあたしには、
勉強の仕方すら分からなくなっている状態でした。
2級FP技能士の学科試験科目は6つ。
見ただけで吐き気がしますね。
この他に実技の試験もあります。
更に前にも書いたとおり、あたしのようなド素人が2級に挑戦するには、
AFP認定研修を修了しなければなりません。
それに必要な課題が提案書の作成です。
自分で作成した提案書が通らないと、どんなに勉強しても受験資格すら得られないということなんですね。
さすがに不安の割合が高くなるあたしを勇気づけてくれたのが、
前回も書いたあたしが選んだフォーサイトの方針でした。
要は全ての科目を100%理解することが目的なのではなく、試験当日に合格点を取ることが目的。
いかに効率良く合格できるかを考え、テキスト自体を通常の2/3の薄さにしているとのこと。
この量で通常の2/3・・・!?
どうなのよ、それ。
そして、あたしをヤル気にさせてくれたのが一緒についていた戦略立案講座と入門講座の講義でした。
戦略立案講座では、勉強の仕方、モチベーションや集中力の保ち方などを改めて教えてくれるものでした。
まぁ当たり前のことかもしれないけど、しばらく「勉強する」ことから離れていたあたしには、改めてなるほどと思わせてくれることがたくさんありました。
それから入門講座。
これがなければあたしはテキストのナンバリングに従って勉強を始めていたと思います。
でも、この講義のおかげで、勉強しながら提案書も仕上げなければいけないという現状に、いちばん効果的な順番で学習するということを意識して取り組む心構えができました。
提案書は余裕を持って取り組み、勉強しながら作成することでより理解することができる。
うーん、何だかワクワクする!!
さぁ早速本編の学習開始!
あたしの半年間に渡る戦いがいよいよスタートしました!!!
2011年12月5日月曜日
AFP,2級FP技能士への道③ ~通信講座のキメ手~
FP2級を目指し始めて1週間。
この1週間であたしの生活はガラリと変わった。
とにかくまずはこの生活に慣れることが大事だと思い、毎朝頑張って早起きしてます。
まぁ寝る時間が早いので7時間は寝てるんだけどねw
さて。
通信講座をどこにするか。
今はネットで何でも調べられるのでホント便利。
大手の通信講座から、聞いたことないようなところまで、口コミと費用とを考えながら選びました。
キメ手になったのは、
■合格率の高さ
■価格
■口コミの評価
この3つでした。
あたしが選んだ通信講座はフォーサイトというところ。
テキストだけでなく講義のCDかDVDがついてこの値段でホントにいいのか?!とも思ったけど、
広告費や印刷費にお金をかけずにいいものを提供するという姿勢に「コレだ!」と思ったから。
基礎講座と過去問講座をあわせても6万を切るなら自分への投資だと思って手が出せる。
早速ダンナに相談したところ、最初はちょっと不安そうだった。
あたしの性格上ガーッてなって常にピリピリしてることへの脅威だろうね、きっとw
それに、今年は頭から引越や入籍や食事会などイベントが続いたし、来年にはハネムーンもあるし、それが済んでからでもいいのでは?というダンナらしい意見も。
・・確かに。
勢いでポチりそうになっていたあたしは、一度冷静に考えてみることにした。
あたしのこういうところをやんわりと押さえてくれるダンナ、ホントに感謝してますw
でも。
来年になったら、「まぁ面倒だしやっぱいっかー。」ってなるかも。
基本熱しやすく冷めやすいあたしのことだ、やるなら今しかねぇ!!!!!
ファイナンシャルプランナーに俺はなる!!!!
翌日、ダンナにもう一度話したら、
「渓がやるって言うなら応援する。でもムリしてだーってならないようにしてね。」
とOKしてくれた。
ありがとう、ダンナ!!
あたし、頑張る!!!!
そんなこんなで早速申し込み。
そして2日後には、すさまじい量のテキストと講義のCDが届いたのでした・・。
2011年12月3日土曜日
AFP,2級FP技能士への道② ~複雑な資格の現状~
というわけで、早速ファイナンシャルプランナーの資格の概要について調べてみたところ、
すんごい複雑でイマイチ良く分からなかった。
とりあえず国家資格と民間資格と2種類あるらしい。
で、あたしのようなド素人は3級FP技能士から順番に受けていかなければならないんだけど、3級を飛ばして2級を受けられる方法がある。
それが、FP協会認定のAFP認定研修を受けて研修課程を修了すればいきなり2級を受けられるという方法だ。
2級FP技能士の学科試験と実技試験に合格すれば、国家資格(2級FP技能士)と民間資格(AFP)の2種類の資格が一度に取れるという仕組みである。
うーん・・。何なんそれ。
でも一度で2つの資格が取れるなら、張り切って2級に挑戦しようじゃないか!!!
資格を取るためには3つの方法がある。
独学、通学、通信だ。
でもあたしが狙う2級FP技能士の試験は、FP協会の認定研修を修了しないと受けられないわけだから、独学は却下。
そうなるとスクールに通うか通信教育かのどちらかになる。
余談だけど、去年親友が宅建を取った。
彼女が資格ゲットに燃え始めた時、
「本気になったら○原だよ。あたしゃやるよ!!」てなことを言ってたのを思い出し、
やっぱ本気ならスクールに通う方がいいのかなー・・と思った。(本気でw)
でも、やっぱ費用は抑えたいのが本音。
スクールに通うより通信の方が断然安い。
平日はほぼ定時で帰れるから十分時間があるし、
基本出不精なあたしがわざわざ電車乗ってスクールに通う図はあまり想像できない。
そこであたしは通信教育を選択することにした。
確かに、通信だと途中で挫折してしまうかもしれないという不安はあるけれど・・。
えーい!
やる前からそんなこと考えてどーすんだっっ!!
そんなこんなで早速通信教育の口コミを調べることに。
AFP,2級FP技能士への道① ~きっかけ~
いよいよ今年もあと1ヶ月を切りましたね。
朝起きるのがしんどい季節ですが、目標へ向けたスタートを切ったばかりのあたしは寒さなんかに負けてられません。
結婚してから、やはり今後の自分達の生活やお金のことについて考えるようになった。
ダンナは自営だし、あたしもようやく契約社員になったばかりで、今後の住宅資金や老後の資金とかどうすればいいんだろう。
もちろん日々貯蓄と節約に努めてはいるけれど、本当にそれだけでいいのだろうか。
それに、ゆくゆくは新潟で暮らすことになると思うけど、その時あたしに仕事はあるのだろうか。
先日保険屋さんの強い勧めもあって個人年金に加入した。
あまりニュースを見ないあたしでもさすがにホントに年金もらえるのかとか心配になったので。
別に今は問題なく生活出来てるし、少しずつだけど貯金して備えてはいるけれど、やっぱり不安!!!
不安の原因をよくよく考えてみたら、それはあたしがそういった年金や税金や保険、資産運用についての知識がまるでないからだということが分かってきた。
保険屋さんがいくら説明してくれても「ふーん・・。そういうもんなのかぁ・・。」程度で分かったような分かんないような、でもまぁいっか、入っとけ!的な感じだったから、それが本当に自分に必要なのかどうかまで考えることができなかった。
これではいかん!!
今の時代ネットでたいていのことは調べられるし、その気になればそれなりに知識を得ることはできるだろうけど、基礎の基礎が分かっていなければ理解することはできないだろうと思った。
保険屋さんはイイ人だったけど、無知の人間を言いくるめることだってできなくはないだろう。
その時「そんなこと知らなかったんだもん!!」では通らない。
だったらどうする?
ファイナンシャルプランナーという名前は知っていた。
でも具体的にどういうことをする人なのか分からない。
一度相談してみようかとも思ったけど、それこそ何の知識もないまま行ってもきっと「こいつヤル気あんのか?」ということになりかねない。
そっか!
だったら自分がなってしまえばいいじゃないか!!
そのファイナンシャルプランナーとかいうやつに!!
幸い、親族食事会を終えて、あたしはこの空いた時間を何かに使うことはできないだろうかとも考えていた。
新潟で暮らすことになった時のために、運転免許を取るのもいいし、またサルサを習いに行ってもいいし、もちろん料理のレパートリーを増やすために使ってもいい。
でも将来に不安を抱えたままではきっと心から楽しめない。
興味を持ったら猪突猛進なあたしは、早速ファイナンシャルプランナーについて調べ始めたのだった・・。
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