2015年5月4日月曜日

カンクン旅行記 4/20 前編

ちょっと間あいちゃいました。
カンクン3日目。
さて、いよいよ今日はオプショナルツアーでチチェン・イッツァとセノーテへ。
チチェン・イッツァに行った後、お昼を食べてセノーテへ行って、その後バヤドリドという街を通ってホテルへ戻るという内容で、戻りは18時頃になるとか。

最初は、出発時間が早いので朝食が取れないかもとか言われていたので、前日までにルームサービス頼んでおかなきゃとか思ってたんだけど、SIETEの朝食は6:30から開いているので大丈夫だということが分かり一安心。
6時前に起きて、しっかり朝ごはんを食べて7:25のロビー集合に間に合いました。
写真は早朝のロビー。




オプショナルツアーはメキシコトラベルファクトリーの男性のガイドさんと回ることになりました。

第一印象、「歯白っ!!」w

後で聞いた話だと、メキシコ人は歯と靴にはお金をかけるらしい。
あともう1個あったけどなんだったかな・・。

このガイドさん、チチェン・イッツァに着くまでの約2時間喋り倒すワケなんだけれど、何てゆうかこうシュールな話し方についつい引き込まれ、すっかりファンになってしまいましたw

今回一緒に回ったのは、ハネムーナーと思しきカップル3組と、カナダに留学しているという男子1人の合わせて9名。
ライブアクアでは日本人を見かけてなかったので、何だかちょっとホッとした。


自分なりに出来る限り調べて行ったつもりだったけど、やはりカンクンはまだまだ日本ではそこまで知名度が高くないらしく、知らないことだらけ。
ガイドさんの話でだいぶカンクンやメキシコ自体について知ることができました。

カンクンは今年で45年目というまだまだ歴史の浅いリゾート地で、フロリダをモデルに作られたそう。
もともとは何にもないところだったのに、今ではホテルエリアには150ものホテルがひしめき合っている。
メキシコと聞くとやはり治安が心配だったけど、観光事業はとても重要な財源なので、カンクンはマフィアも手を出さないんだとか。

あとは、メキシコの警察は8割が汚職警官だとか、メキシコ人は貯金しないし保険にも加入せず、有り金は使い切るとか、免許は取るものではなく買うもので交通ルールについての座学なんてないので、ウィンカーの存在すら知らずに運転している人もいるとか、違反しても罰金払うより警官へのワイロで済ませた方が安く済むとか、そんな話を淡々と語るw

そうこうしているうちにチチェン・イッツァに到着。
予想はしていたけど暑い。
日陰がほとんどないので、まさに日射し直撃です。
あたしは、ジーンズで足を隠し、上半身はラッシュガードで万全の対策をとりました。
ツアー中に水ももらえるけど、熱中症対策に自分でもミニバーの水を持って行きました。


とにかくものすごい数のお土産屋さん。
ガイドさんの話ではほとんどが違法に出店しているそうだけど、これを取り締まってしまうと彼らが生活出来なくなってしまうのだとか。

彼らの遠い祖先は、今とあまり変わらない暦を使ってたりしてたはずなのに、なぜ今こんな所で非正規に商売してるんだろう‥‥とか考えずにはいられない。

マヤの末裔の方々は男女共に身長が低く、男性でも155cmくらいしかない。そしてみんな首が短くて、全員が立派なお腹を持っていた。

芝崎みゆきさんの本にもあったけど、やっぱここではボッタクられる危険があるので目もくれず。でも呼び込みの文句が面白い。
「ビンボープライス!」
「シマムラプライス!」
「ホトンドタダ!」
誰が教えたんだかw

と、いきなり現れたカスティージョ。出し惜しみしませんw


今はもう登頂出来ないんだけど、何ていうか圧倒させられました。
これ、4つの側面の階段はそれぞれ91段で合計364段。これに上の神殿を足すと365段。
ピラミッド自体は9層で、これは地下世界の層の数、夜の神の数と同じ。
階段によって2分割されて18となって、365日歴の月数と同じ。
当時は1年は20日×18ヶ月だったそう。
そして、壁面装飾のくぼみは1面に52個で当時の循環歴の1世紀=52年と同じ。
これが、1000年ほど前に出来ていたと考えるとどんだけ凄いんだ!と思う。

ちなみに春分と秋分の日辺りには、北側の階段の下にあるククルカン(羽毛のヘビ)の頭にちょうど太陽の光がヘビの胴体を表すようなカタチの影になるように計算されているらしい。
これすごいよ!

しかもこのカスティージョの中には後2つピラミッドが入っていて、マトリョーシカ状態になってるそうです。
中には入れないけど。

とにかく、他の場所も崩れたり磨耗してたりで中に入れないだけではなく近づくことさえも難しい所が多く、今後どんどん見られなくなっていくのかなと思うとちょっと残念。
今回見たところもチチェン・イッツァの1/3程度なんだそう。

他にもいろいろあったんだけど、熱中症になりかけでフラフラのあたしは、ダンナにビデオ撮影を依頼してぼーっとなってましたw

ちなみに、ビデオカメラの持ち込みは45ペソ(400円くらい)かかります。


とにかく、マヤの人達はたくさんの生贄を捧げたみたい。結構エグイ話も多い。
チャックモールというえぐり出した心臓を乗せる台とかあったし。

カスティージョから北側の聖なるセノーテはのために、雨神チャークが住んでいると信じられていたとかで、雨乞いのために今までに130体近くの遺体が発見されているそう。
しかもこの行事は16世紀以降も続けられていたらしい。霊感の強い人は何か感じちゃうかも。

雨神チャークはいろんな所にレリーフがあったから、やっぱそれだけ人々の信仰があったのかなー。


ってかあたし、最初セノーテで泳ぐって聞いてこの聖なるセノーテで泳ぐのかと思って、遺体があがってるところで泳ぐなんてそんな罰当たりなことできるか!!って思ってました。
そんなワケないじゃんね(*^-^*)ゞテヘヘ


あ、チチェン・イッツァにはたくさんイグアナがいました。


大サービスでちゃんとポージングしてくれたイグアナくん。



後半へ続く。

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